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傍らを見れば 茶色の毛並みが横たわっている
瞳が白く濁り 白髪も生え 耳も遠くなっている
まだまだ散歩はできるが 走ることはしない
まだまだ食欲もあるが トイレが近くなった
“14歳” の続きを読む
昨夜のオイラは 寝落ちして
またも 電気の無駄遣い
しょうもねえ と思っていたら
耳に入るは 長屋の会話
“寝落ち” の続きを読む
世の中いろんな価値がある
みんなそれぞれ違ってる
みんな仲良く手をつなごう
みんなで話せば分かり合う
“価値” の続きを読む
思い返せば 上り下り
誕生し 成長し
働き稼ぎ 日々過ごす
山あり谷あり 当たり前
そんなものだよ そんなもの
“上り下り” の続きを読む
薄暗い階段下 幼いオイラは田楽一本
馬券買ってくる オヤジが消えた
向こうに映える 微かな西日
“階段下” の続きを読む
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