二点取るまで素晴しかった なでしこジャパン対カメルーン W杯カナダ2015 BBCスポーツ

昨日(2015年6月13日)、なでしこジャパンのグループリーグ第二戦が行われました。初戦に引き続き、2-1で勝つことができ、今大会一番乗りで、決勝リーグ進出となりました。次のエクアドル戦に勝てば、望み通り、グループ1位での突破となり、理想的な展開となるでしょう。

 

- BBC Sport

- Japan Women – Cameroon Women

 

けれども、わたしが見た限り、試合内容については、2点目を取るまでは、調子が上がり、パスも回り、素晴しいと感じましたが、それ以降、まとまった感じがせず、どこかバタバタしていたと思います。サッカーの2-0は意外に逆転されるケースが多く、「一発」が怖い、と思っていました。すると、後半になり、カメルーンに1点を取られ、あわや劇的な同点ゴールになるか、と思いましたが、そうはならず、ほっとしたことも確かです。

 

はっきり言ってしまえば、カメルーンが昔ながらのアフリカ勢のチームであったため、助かった試合だったかもしれません。つまり、身体能力が優れていながらも、大味であるため、正確性を欠き、サッカーで勝っていながらも、試合に負けてしまう、というチームです。最近の男子代表では、こういうところが修正されつつあり、非常に組織立っているようなところもあります。女子の方では、まだまだなのかもしれませんが、末恐ろしいとも言えるでしょう。

 

素人ながら思ったことは、スイス戦と共通している面があることです。MFとDFの間が広く、カメルーンは、そこに1人か2人いて、身体能力でDFを突破し、ゴールまで結びつけたようにも思います。先で触れた得点の「一発」は、カウンター気味だったと思いますが、大きなパス一本でサイドを入れ替え、実質2人で決めたと同じだったでしょう。記憶の中ですが、ロンドン・オリンピックでのアメリカとの決勝戦でも、伏兵に点を取られたのは、こういう「一発」であったように思います。おそらくわたしが言うまでもなく、あるいは、わたしが気付かない点なども、選手やコーチ陣などが指摘し、修正点として挙げていると期待しています。余程のヘマをしない限り、次のエクアドル戦は勝てる相手でしょうが、油断大敵であるのは間違いないでしょう。

 

ただし、再び「一発」に触れますが、これはカメルーンのような身体能力が高いチームばかりでなく、強いチームこそ持っているものだと思います。要するに、チャンスをモノにする、という意味も含まれています。まだ二戦であるので、これからどうなるか分かりませんが、なでしこジャパンは、しっかりチャンスをモノにし、二戦を勝利に結びつけていると思います。サッカーに限らず、何事にも完璧というものはなく、むしろ、満足してしまった後こそ、気を引き締めるべきでしょう。宮沢賢治の言葉に、「永久の未完成これ完成である」というものがありますが、未完成を感じ続けることが大事でもあるように思います。

 

また、わたしが見る限り、ワールドカップのグループリーグで余りにも調子が良すぎると、決勝トーナメントでガタッと調子が落ちるチームが多いように思います。たとえば、2010年の南アフリカ大会で、日本代表はグループリーグで素晴しい戦いをしながらも、決勝トーナメントの第一戦でパラグアイ相手に、別な意味で印象に残る試合をしてしまいました。わたしは、ITVで試合を観戦しましたが、「boring」と「disappointed」いう解説者の言葉を今でも忘れていません。

 

さらに、BBC5liveなどで、内容のつまらない試合を中継している時、日本vsパラグアイ戦が引き合いに出されることもあります。負の試合の代名詞のようになっていますが、グループリーグと決勝トーナメントで同じチームがガラリと変わってしまうことの象徴的な試合だったのでしょう。このため、本調子になるのはノックアウトステージから、というのが、ワールドカップのような世界大会には、重要であるとも思っています。

 

なお、なでしこジャパンvsカメルーン戦は、スイス戦とは異なり、ライブで視聴しました。今回は、地上波でなく、HideIPVPNを使い、BBCのサイトで見ました。ついワールドカップは、やっぱりBBCでだよな、と思ってしまいました(笑)。しかも、SoftEther VPN経由で、ほとんどバッファがありませんでした。タイミングの良さもあるのでしょうが、OpenVPNのブローバンド版と言えるもので、筑波大学の研究チームが開発したソフトです。いずれ視聴方法で説明したいと思いますが、わたしが知る限り、SoftEtherを使えるVPNプロバイダは、そうそうないように思います。当然、ソフトが日本語化されているので、なお一層、親しみが湧いてしまいます。
 

ともあれ、なでしこジャパンの決勝トーナメント進出が決まりましたが、これからますます興味深い試合が多くなることでしょう。まずは、次戦のなでしこジャパンが、どんな戦い方をするのかが、今後の展開を楽しみにさせてくれます。このまま調子が上がらなければ、連覇はおろか、三位以内も怪しくなるかもしれません。部外者のサポーターではありますが、決してそうならないことを願っているのみです。

 

長くなりました。
今回はこれまでになりますが、次回もまたよろしくお願いします。

 

追伸
ガーナとカメルーンを間違いました。全く不注意にも程があります。すぐに訂正しましたが、今後は、できるだけ知ったかぶりしないように気を付けます。(笑)

 

- 参考 : 

- Fifa Women’s World Cup Canada 2015

- Women’s World Cup: BBC coverage details

- Women’s World Cup – BBC iPlayer (UKサーバ接続で視聴可能)

- JFA.jp FIFA女子ワールドカップ カナダ2015 テレビ放送

- ロンドンオリンピック2012 なでしこジャパン全試合視聴記 BBCスポーツ

 

 



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