ロンドンオリンピック2012 なでしこジャパン全試合視聴記 BBCスポーツ


2014年1月現在、すでにBBC iPlayer Desktopは配布されていませんが、
一部のリンク削除を除き、内容に問題がないと判断し、現状のままとしています。
また、熱が入りすぎた文章となっていますので、疎ましい感じがあると思います。
その点をご容赦下さい。(^o^)

 

- 2012年7月25日(日本時間:26日) 1次リーグF組 vsカナダ

- 2012年7月28日(日本時間:28日) 1次リーグF組 vsスウェーデン

- 2012年7月31日(日本時間:31日) 1次リーグF組 vs南アフリカ

- 2012年8月3日(日本時間:4日) 準々決勝 vsブラジル

- 2012年8月6日(日本時間:7日) 準決勝 vsフランス

- 2012年8月9日(日本時間:10日) 決勝 vsアメリカ

 
 


 
 

2012年7月25日(日本時間:26日)

女子サッカー 1次リーグF組 日本vsカナダ

 

なでしこジャパン、ロンドン・オリンピック初戦。待ちに待った、というより、オリンピックでは通常、開会式前に、サッカーは始まる。しかも、女子は、2日も前である。けれども、今大会のなでしこジャパンは違う。2011女子ワールドカップドイツ大会のチャンピオンであり、期待の度合いが高まってしまうのは、応援したい者の当然の心理かもしれない。だが、生来のひねくれ者である、わたしは、日本のテレビを使わない。たとえバッファがあっても、VPNを経由し、BBCサイトで視聴する。国際スポーツ大会では、近年のお決まりである。なでしこの初戦は、HideIP VPNを使用し、BBCのロンドン・オリンピック特設コンテンツ上で見た。(^O^)

 

- BBC Olympics Live Video (UKサーバ接続で表示:BBCサイトより)

 

試合についてだが、わたしのような素人でも、前半20分あたりから、カナダの守備がガタガタしてきたように見えた。いずれ点が入るだろうと思っていたが、その通りになった。前半で、なでしこが2点を奪ったが、見事な点の取り方で、活躍すべき選手が本番で活躍し、世界チャンピオンならではだろう。けれども、サッカーにおいて、前半2-0で終わるという試合は、逆転されるケースがままある。何度か見たことがあるが、追いかける方が1点を取れば、もう1点で同点、と勢いが付き、さらにそのまま行け行けの心理状態になり、3点目を奪って逆転するようだ。1点取られたら怖い、と思っていたら、後半、その通りになり、しばらくカナダ・ペースとなった。その前に、3点目を決められるチャンスがあったが、ものにできず、それが苦しんでしまった最大の要因だろう。

 

正直、後半の内容からすれば、決して万々歳とは言えない。けれども、それでも勝つというのが、世界チャンピオンであり、劣勢があったとはいえ、なでしこなら大丈夫、という妙な安心感がわたしの中にあったことは、確かだ。むろん、見ている方が、勝手に思い込んでいることも、否定しない。(^O^) 国際大会、それもオリンピックの初戦は難しく、どんなに強いチームでも、苦しんだり、あるいは、点を取られたりする。案の定、北京大会の王者であるアメリカは、4-2でフランスに勝利したが、4点奪取の圧勝とも見なせるし、2点も取られている、とも言える。物は取り様で終いかもしれないが、国際大会は国際大会なのだろう。難しい初戦をなでしこが勝ったことは、やはり、賞賛に値することだと思う。

 

次は、7月28日のスウェーデン戦だ。勝てば、予選リーグ突破も見えて来る。早く決めてくれ、とは思うが、予選の1位と2位では、準々決勝の相手が大きく異なるようだ。ここは、ずる賢く行くか、潔くするか・・・。好きなのは後者だが、それは現場の人が決めることで、わたしのような傍観者は、なでしこが出たら応援する、ということだけだ。(^O^) そうは言っても、なでしこジャパンが世界チャンピオンになった年が、昨年(2011年)であり、どうしても、ただの応援以上の思い入れが出てしまう。わたしにとっても、福島県の相双地方は、決して無関係の土地ではなく、なおかつ、なでしこジャパンに結びつけてしまう。おそらく、そういう類の思いは、地元の人の方が、なお一層大きいのだろう。福島民友新聞では、初戦でありながら、号外を出したようだ。

 

昨年(2011年)6月、母が福島市に住む叔母から、福島民友新聞を郵送で受け取った。後日、わたしも手にし、そのまま我が家の書棚に置いている。上記の号外を見た後、改めて、福島民友新聞を広げた。昨年6月のものであり、悔しさやもどかしさなどが蘇った。わたしでそうなのだから、先でも言ったように、地元の人はなおさらであろう。だからこそ、ロンドン・オリンピックのなでしこジャパンには、福島県に関係している代表選手もいるため、自然と応援してしまうのだろう。もっとも、カナダに点を奪われたのは、左サイドを破られたからだった。(^O^)

 

とにかく、ロンドン・オリンピックでのなでしこジャパンの戦いは、まだ始まったばかりである。これからが過酷であり、これからが厳しくなるのだろう。当然わたしは、HideIP VPNを使って、BBCサイトで視聴するつもりだ。UKの地上波でも放送されている時は、解説もついているが、そうではないと、ネットのライブ放送では、実況だけである。なんとなく、会場に行った気分になり、しかも、あまり疎ましさも感じない。個人的には、それが視聴するメリットになっている。もちろん、リスニングの勉強もあるが、今では、それほど意識しなくなった。

 

7月28日は、日本時間で20時から試合開始である。スウェーデンについては、チームGBとのフレンドリー・マッチをBBC iPlayer Desktopでダウンロードし、視聴した。守備がガチガチでも、攻めのフィニッシュが荒いように感じた。なでしこジャパンの試合の一方で、南アフリカと戦い、勝利しているが、わたしが見たフレンドリーマッチのようであれば、十分勝てると思う。悪くても、引き分け。負けはしないと思うが、サッカーは、番狂わせの多いスポーツだ。試合終了まで気が抜けず、オリンピックで予選突破が掛かっているのであれば、なおさら緊張感の持続が大切なのだろう。

 

そう言えば、BBCでサッカー日本代表の試合が放送されると、男子でも女子でも、あまり負けたことがないと記憶している。負け試合で覚えているのは、2011女子ワールドカップドイツ大会で、予選リーグのイングランド戦のみである。2010男子ワールドカップ南アフリカ大会では、負けた試合が、全てITVで放送されていた。これを鑑みれば、すごい結果になりそうだが、なでしこジャパンがチームGBと戦うことになれば、変なジンクスとならないように願うだけだ。いずれにせよ、7月28日のスウェーデン戦は、楽しみである。試合前からワクワクし、おそらく、いや絶対、試合の間だけは、仕事をしないつもりである。

 

(^O^)(^O^)(^O^)

 


 

2012年7月28日(日本時間:28日)

女子サッカー 1次リーグF組 日本vsスウェーデン

 

なでしこジャパンの予選リーグ第二戦が行われた。もちろん、わたしは、BBCサイトでライブ放送を視聴し、今回もHideIP VPNのOpenVPNを利用した。試合を見ながら、思わず、行け行け、などと声を上げていた。その間、わたしの飼っているバカ犬は、決して側に寄って来なかった。むろん、サッカーなどのスポーツを見ている時は、いつもである。(^O^) けれども、1次リーグ第一戦の感想でも少し触れているが、スウェーデンのディフェンスには、堅さがあると思う。これは、男子についてもあてはまり、お国柄というものは、性差に関係ない面があるのかもしれない。むしろ、アメリカの方が、ディフェンスがもろく、特にセンターに隙があるように思う。

 

BBCのオリンピック特設ページでは、Catch Upとして、過去の試合も視聴できる。アメリカとフランスの試合も見たが、奪われた2点は、すべてセンターバックが関係していたように思った。そういえば、なでしこジャパンが、ワールドカップで1点目を奪った時も、センターバックがミスしたからだと記憶している。しかし、アメリカのようなチームは、少しくらいディフェンスが悪くても、その分、点を取れば良い、という姿勢が見える。これもまた、アメリカというお国柄なのだろうか? もっとも、男子チームは、元々からパスサッカーをしているので、お国柄というのは、失礼かもしれない。むしろ、男子と女子の特徴を見極め、それぞれの良さで、チームを編成しているのかもしれない。昨年のワールドカップで、BBCの司会者が、アメリカ女子サッカーチームをクラシカルスタイルと呼んでいたが、確かに肉弾戦が得意なように思う。ラグビーに近い部分も垣間見えるが、同じ国で男女のカラーが違うのは、プラグマティズムのアメリカだからかもしれない。これは、イングランドにも、通じているように思う。

 

少々横道にそれたが、なでしこジャパンとスウェーデンの試合は、前半20分あたりまで、どちらもボールを回し、展開が速く、見ていて面白かった。さすがに、前半の終盤になると、やや疲れが出て来たようで、良い展開が少なかったように思う。けれども、後半は、なでしこジャパンが、押していたように思う。決定力がなかった、と言えるのかもしれず、また、素人判断だろうが、スウェーデンのディフェンスなら仕方ないと思った。相手の上手さなのかどうか、判断がつかないが、堅い中央で勝負をしてしまい、そのため、得点につながらなかったとも思っている。むしろ、課題とは、相手の得意な所で勝負しないことでは、とも思う。また、スウェーデンは、後半、カウンターに終始し、むしろ、決定力云々は、スウェーデンの方に当てはまるようにも思った。しかし、自分が知っている範囲では、ボールを支配し、果敢に攻めても点が取れず、逆に、カウンターを食らってしまい、そのまま負け試合になる、というパターンもある。

 

- なでしこ、ドローで気になった「微妙なズレ」 (解説者の目(池田浩美):日経新聞)

 

そうは言っても、やはり、世界チャンピオンなのかもしれない。ありがちなパターンとならず、なでしこジャパンもスウェーデンも、得点を決められず、0-0のままタイムアップとなった。個人的には、とりあえず、負けないことが大事であり、結果としては、最低限のことを残したと思う。それを象徴するかのように、準々決勝進出が確定し、あとは、何位で通過し、どこと対戦するかということだ。2位通過の方が、対戦相手などに恵まれる可能性があるようだが、そういうことは、あまり気にしていないようである。ずる賢く行くのも、こういう大会では大事なようで、有名なメキシコオリンピックで銅メダルを取った時、エースの釜本は、ベンチの指示でわざとシュートを外したこともあるらしい。

 

- 釜本氏がノリさん発言に「当然の戦略」(日刊スポーツ)

 

けれども、小賢しいことをすると、返って飛んでもない目に合うので、準々決勝進出が決まったからには、主力メンバーの何人かを休ませるのが、現実的な選択なのだろう。結局、わたしも含め、応援している者は、野次馬のようである。しかし、面白おかしく伝えたがる商売とは、別な所にいたいものであり、受け手としては、きっちり考えてから、信用度を判断した方がいいのだろう。とにかく、7月31日14:30(日本時間:22:30)のキックオフが楽しみである。ハラハラドキドキというよりは、少々安心しながら、どういうサッカーをするのか、見てみたいと思っている。

 

- ロンドンオリンピック (2012年) におけるサッカー競技・女子 (Wiki)

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2012年7月31日(日本時間:31日)

女子サッカー 1次リーグF組 日本vs南アフリカ

 

この試合も、HideIP VPNを使い、BBCオリンピック特設サイトで視聴した。端的に言えば、消化試合と同じだったように思う。なでしこジャパンは、すでに決勝トーナメントを決め、南アフリカにとっては、たとえ勝ったとしても、得失点差で3位通過も難しい状況である。どこまでモチベーションが上がるか、疑問符がついたとしても、おかしくはないだろう。このため、決勝トーナメントを考え、主力を休ませるのは、わたしの知る限り、チャンピオンズ・リーグでも、ワールドカップでも、サッカーの国際大会であれば、どこでも行われている。なでしこジャパンも、これに倣った形で、予告通り、先発メンバーを入れ換えた。監督は「小ガラ」と言っていたが、実に7人ものメンバーを交代した。中には、日頃と違う役割もしていた選手もいたようだが、これもまた、サッカーであるようにも思い、わたしなりには、これもプロの仕事、とも思っている。

 

けれども、DFについては、要でもあるのか、左サイドバッグだけ入れ換え、あとは、代わらなかったように思う。今から見れば、負けない試合を目指していたともいえ、なおかつ、控えの状況を把握する、というのが、狙いでもあったのだろう。しかし、この試合のユニークな点は、監督が試合後に明かした、ゲーム半ばでの「引き分け狙い」の指示だろう。この監督指示につき、賛否両論があることは、多くの人がすでに知っていることだと思う。わたしの見る限り、大きく2つの意見に分かれ、サッカーを超えた精神論的な観点(教育も含む)、あるいは、サッカーとして解釈するかで違いが出ているように思う。たとえば、この試合に、フェアプレー精神を持ち出し、少年少女の夢を砕いたという意見がある。しかし、サッカーとして見るのであれば、予選リーグの最終戦でもあるので、引き分け狙いは、当然の選択肢、との観点もある。

 

- 引き分け狙い…なでしこ、フェアプレー精神はどこへ (日経新聞)

- なでしこの使った“常套手段”(サッカーキング)

 

おそらく、世間一般でも、上記のどちらかに分かれるのではないだろうか? けれども、世間にも色々な意見があり、一部には、なでしこジャパンの奢りであり、「八百長」と形容する人もいるようだ。言葉は、それぞれの人が好きに解釈し、使用することができるが、一般的に、「八百長」とは相手と示し合わせ、勝敗の譲り合いなどを行うことである。この言葉は、セリエAや大相撲の問題などで使用するのが、読み手にとっても、分かりやすいように思う。わたしのようなひねくれ者には、こういう「八百長」意見は、嫉妬から出ているとしか思えないが、いかがだろうか?(^O^)

 

とにかく、「引き分け狙い」について、意見が分かれるのは、仕方ない面もあるだろう。それだけ、なでしこジャパンが、ある意味、サッカーを超えてしまい、多くの人の期待を背負っているため、勝ち方にも注文が付けられるのかもしれない。けれども、どうだろう?世の中、そんなに理想ばかりで、動いているのだろうか? 逆に言えば、世の中を動かす、あるいは、ただの個人についても、現実を知らなければ、何もできないのではないだろうか? むしろ、現実の狡くて汚くて卑しくて下品なことがあるからこそ、理想が生まれ、そうして、あえて言えば、そういうおぞましい姿があるからこそ、理想が達成できるとも言えないだろうか?

 

大人が子供に模範を示すべき、という意見がある。これは、すでに40を過ぎたわたしが、子供の頃から言われ続けていることで、おそらく、わたしが生まれる前も、同様であっただろう。今時の若者は、ということと同じように思う。けれども、模範になるべき大人が少ないのが事実でもあり(^O^)、模範になる大人ばかりであれば、世の中の問題も、簡単に解決できると思う。敢えてこういう言い方をするが、綺麗事を言っている大人が、実は裏で汚いことをし、それに気づいた時、大人はなんてウソつきだ、と子供の頃に思った人は、たくさんいるのではないだろうか? 仮に模範を示すのであれば、池田晶子ではないが、”純真な子供”の時に、多くの人が思っていたであろう、なぜわたしは生きているのか?、ということに、明確に答えることである。神を持ち出さず、コウノトリも使わず(笑)、きちんと説明できる大人は、どれくらいいるのだろうか?

 

話が少々ずれたようだが、理想を持つのは、素晴らしい。けれども、理想を実現するには、現実を理解し、その中で達成することが大事である。うわべだけの理想は、どうもなんだか、「8時だヨ!全員集合」を批判したPTAのように思え、わたしは、好きになれない。(^O^)むしろ、少年少女のことを考えるのであれば、子供も人間なら、大人も人間である。子供と大人の違いは、先に生まれたか生まれなかったかの差であり、現在の社会の中で、生きて行く生き方を多少なりとも知っているか知らないかということだろう。むしろ、綺麗事を並べてばかりいては、返って子供のためにならないように思う。子供でも大人でも、わからないことはわからないし、わかることはわかるものだ。むしろ、そういうことを正直に表現する方が、子供は信頼するように思う。

 

これを考えれば、なでしこジャパンの「引き分け指示」について、この時期で、世間が注目しているオリンピックの最中で、指示した監督が、敢えて記者会見で明かしたことは、潔さや誠実さがあり、正直でもある。個人的には、意外にタヌキかな、とも感じているが。(^O^) この監督が、人心掌握術に長けていると言われるのは、もしかしたら、こういう、時に包み隠さず正直になるところであり、それだからこそ、選手も信頼感を寄せることができるのかもしれない。サッカーはスポーツであり、世間とは異なることもあるだろう。けれども、精神論だけで戦いを挑み、多くの犠牲を出してしまった悲劇があることは、この国の歴史が、約70年前に証明していないだろうか? 皮肉にも、その相手と決勝で戦うための「引き分け指示」だったのだから、何とも言えない気分がある。スポーツの試合とはいえ、こんなことをなでしこジャパンに投げかけてしまうわたしも、昨年(2011年)の地震のことが、忘れられないでいるのだろう。これで、準々決勝で、Team GBと対戦することになれば、ドイツやイタリアはどこにいるんだ?、という思いになったかもしれない。(^O^)

 

またも、話がそれた形だが、「引き分け指示」などをなくしたいのであれば、全て一発勝負にすれば、話は早いだろう。参加チームが、トーナメントだけ行い、すべて一戦のみで決着する試合方式である。これは、高校野球で採用されている方式であり、熱血の名にふさわしいかもしれない。けれども、全て一発勝負が、本当に良いことだろうか? 仮にそうするなら、代表国の決め方も考えなければいけないだろう。予選リーグがあることは、厳しい代表国決定戦を勝ち抜き、そうであるからこそ、最低三試合はできる、という解釈も成り立たないだろうか? それもまた、参加することに意義がある、とするオリンピックの精神に合致しているようにも思うが、いかがだろうか? もっとも、今のオリンピックは、商業化していることも事実であり、だからこそ、プロ選手も参加しているのだろう。また、国際社会が変わったとはいえ、1936年のベルリンオリンピックの目的と変わらない点があることも、現実であるように思う。

 

とにかく、勝つための戦い方としては、引き分け狙いもやむを得ないだろう。むしろ、なでしこジャパンを軸にこういう議論が出るのは、それだけ、女子サッカーが、浸透してきている証拠なのかもしれない。人気を得るには、大衆化を許容することも必要であり、それには、サッカーを知らない人にも、開放する心を持つことが大事だろう。綺麗事が嫌いと言いながら、これこそ綺麗事と指摘されるかもしれないが、将来の女子サッカーを考えれば、大切なことかもしれない。

 

けれども、これでなでしこジャパンが負けられなくなったのは、確かである。仮に準々決勝で負けたとなれば、どんばバッシングが待っているのか、わたしは、そちらの方が気になる。多分、戦犯探しが始まるだろう、とは思っているが、わたしの杞憂であって欲しい。ただし、その逆で、なんでも賞賛ばかりで、金太郎飴のような状況もまた、問題であることも確かである。どこの国でも、話題になるものがあれば、そればかりになるのだろう。しかし、時に空気を読むことも大事だろうが、時に空気を読まないようにすることもまた、同じように大事であると思う。現実的には、それをするには、個人に委ねられるのだろう。サッカーは、勝っても負けても、課題が残るスポーツとも言われている。次のために、課題を分析することも、サッカーの質を上げることに、
大切なことであると思う。

 

わたしの場合、なでしこジャパンについては、南アフリカ戦で幻滅することもなく、引き続き、極東の一角から応援するのみである。準々決勝の相手は、ブラジルであり、Team GBとの試合をBBC iPlayer Desktopで視聴した。感想は、大味であるが、一発の怖さがある、ということだ。脅威となる選手を止められれば、なでしこジャパンの方が、力が上のように思う。絶対勝てない相手ではないというのが、素人なりの見方である。またも横道に逸れるが、女子サッカーの準決勝は、8月6日に実施され、決勝は、8月9日である。現地時間とはいえ、何とも言えない日に、スケジューリングされていると思う。また、そこには、やはり、福島との関係もつい見てしまう。こういうことを鑑みれば、個人的には、どうしても応援したくなってしまう。わたしも、人の子なのだろう。

 

長くなってしまったが、8月3日(日本時間:4日)準々決勝のブラジル戦を応援するだけだ。すっきり勝って、次の準決勝にも進んでもらいたいものだ。これからが、過酷な戦いの始まりでもあるように思う。

 

- なでしこ、佐々木監督の「引き分け」指示、米国でも物議を醸す(livedoorスポーツ)

- FIFAがなでしこ2位狙い不問の声明(日刊スポーツ)

- ロンドンオリンピック (2012年) におけるサッカー競技・女子 (Wiki)

 

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2012年8月3日(日本時間:4日)

女子サッカー 準々決勝 日本vsブラジル

 

この試合も、HideIP VPNを使い、BBCオリンピック特設サイトで視聴した。南アフリカ戦は、わたしに言わせれば、サッカー超えたところで議論され、個人的には、その点で非常に残念である。しかし、それだけ、なでしこジャパンが、特別視されているのだろう。やはり、彼女らが、2011年に世界チャンピオンになり、一大ブームを巻き起こしたことが、大きな要因となっているのだろう。かく言うわたしも、どうしても、福島と結びつけてしまい、その点では、日本で生まれ、日本で育ち、日本語を母国語としている日本人にほかならないからだ。やはり、わたしも、人の子である。(^O^)

 

さて、試合は、と言えば、なでしこジャパンの底力を見たように思う。正直、王者らしかったかと言えば、そうとは言い切れない。終始、ブラジルに押され、女性版バルセロナだったかと言えば、そうではないだろう。けれども、少ないチャンスをものにしたのが、この試合の勝因であり、2点を取ったカウンター攻撃は、非常に素晴らしかった。わたしの記憶する限り、決定力不足、というのは、日本代表に対し、以前から言われていたことである。これは、”弱い日本代表”時代から続いていたことであり、男女に共通したことではなかったろうか? しかし、ブラジル戦で決めた2点は、いずれもフォワードの得点である。大舞台で、キーパーと1対1になりながらも、決めきれない日本代表のフォワードを見て来た記憶があり、この試合のような鮮やかなカウンターと得点シーンは、ああ、本当に強くなったんだな、と素人ながらにも思った。

 

ブラジルについては、リーグ戦のTeam GBとの試合を見たが、確かに攻撃には破壊力があると感じたが、どこが大味でもあった。おそらく、それは組織力のことであり、守備面に不安があるようにも感じた。もっと言えば、ブラジルのサッカー、特に今回見た女子のサッカーは、これこそクラシカルサッカー、のように自分なりに思った。1970年代頃までは、攻撃と守備が分かれ、今のような攻防一体というものではなかった。わたしの知る限り、今の原型は、オランダが築き、それがより洗練されたもののように思う。ブラジル女子代表には、古き良きブラジルが残っているようにも感じた。Team GBとの試合を見た限りでは、これなら勝てる、と思ったことは、確かだ。

 

しかし、似たようなサッカーの多い現在に、こういうブラジル女子代表のようなチームがあることは、反面面白さもある。女子では、まだまだ体を使ったサッカー、BBCではこれをクラシカルサッカーと呼んでいたが、今の男子とは別なスタイルを持ったチームがあり、ある意味、これが女子サッカーを観戦する楽しさかもしれない。往年のサッカーを知っている人、特に年配のサッカーファンであれば、案外、女子サッカーの方に魅力を感じるのでは、と思ってしまう。カラーの違いがあるチーム同士が戦うのは、スポーツ競技の醍醐味であるのだろう。ブラジル戦のなでしこジャパンは、危ない場面がありながらも、試合に勝ち、いよいよ次は、準決勝となった。先の南アフリカ戦では、賛否両論があったが、全てとは言えないけれども、これで、サッカーとして、なでしこジャパンの試合を見る人が増えて来るのでは、とも思っている。

 

確かに、スポーツは、経済のような実用的なものではなく、遊びの延長でもある。記憶の中での話だが、野球の野村克也が監督時代、選手に野球で生活できる有難味を知れ、という話をしていたようである。それは、日常のしがらみの中で働いている人とは異なり、好きなことに打ち込み、しかも、遊びの延長で生活していることへの感謝などを感じろ、ということだろう。むしろ、そうであるからこそ、スポーツには、尊敬とともにどこか蔑視もある、と言ったら、語弊があるだろうか? また、そういう遊びの延長で生活しているからこそ、スポーツ選手、特に、プロスポーツ選手であれば、高い倫理観などを求められるのかもしれない。

 

これを鑑みれば、なでしこジャパンにも、いろいろなものを投影したがるのも、むべなるかな、とも思ってしまう。ただし、スポーツが肉体を使う競技であり、一つの能力を活かしたものである以上、それを尊重することもまた、文化の一種でもあると思う。こうなると、古代ギリシャの世界に至り、オリンピックの発祥とも関連しそうだが、これは、また別の話になるので、このへんで止めておく。(^O^) いずれにせよ、なでしこジャパンは、少ないチャンスをものにし、準決勝へ駒を進めた。これで、女子サッカーの最終日まで戦えることになり、見ているわたしとしては、最後まで楽しみが増えたことは、なによりだ。

 

- なでしこ 4強(電子号外:福島民報)

- 耐えて4強…なでしこが見せた原点サッカー(日経新聞)

 

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2012年8月6日(日本時間:7日)

女子サッカー 準決勝 日本vsフランス

 

まず、この試合は、BBC Threeで放送されると確認し、準決勝なので、いくらなんでもそうだよな、と思った。

 

- BBC Three: Day 10: 14.00-19.00

 

経験上、オリンピック特設サイトより、BBC iPlayer Desktopの方が安定しているので、いつものようにHideIP VPNに接続し、iPlayer Desktopを起ち上げた。しかし、キックオフ時間になってもなかなか試合が放映されなかった。馬術競技が長引いたようで、競技自体は終わっていたようだが、女子サッカーの会場に、カメラが切り替わらなかった。なんだよ、日本戦なのに、とつい思ってしまったが、考えれば、UKのBBCなので、Team GBが優先であるのは、確かである。(^O^)そのため、オリンピック特設サイトに、改めてアクセスし直した。

 

キックオフ時間がとうに過ぎていたので、ヤバイ、と思ったが、現在のBBC iPlayerでのライブ放送と同様、タイムシフト機能が付いているのを思い出した。要は、ブルーレイレコーダーなどの追いかけ再生と同じような機能である。そのため、前半半ばまで時間が過ぎていたが、国歌斉唱から視聴することができた。こんなドタバタが影響していたのだろうか?(^O^) 結果から言えば、日本が2-1で勝ったが、内容は決して満足のいくものではなかった。特に後半は、追加点を取ってからが、防戦一方で、見てるこちらも、ハラハラドキドキした。

 

しかも、相手にPKまで与えてしまい、いやはや大丈夫かい、と思った。けれども、もしかしたら、多くの人が同意するかもしれないが、PKの場合、キッカーの表情を見ると、入るか入らないか、ピンと来るものがある。もちろん、見ている者の思い入れがあるのを否定はしないが、フランスのキッカーの表情が画面でアップになった時、少々オドオドしている感じがした。外すか止めるのでは、と思っていたが(正直、半分願ってもいた(^O^))、キッカーから見て、ゴールポストの右に外れ、ひと安心したのは、確かだ。

 

しかし、その後、なでしこジャパンには、ダメ押しの1点を取れるチャンスがあった。ブラジル戦と同様、カウンターからキーパーと1対1の場面になったが、シュートしても、枠に入らなかった。これが決まっていれば、より安心感を持って見ていられたのだろうが、フランスのPK失敗とおあいこか、とも思った。BBCの解説者が、フランスからすれば、負けている場面で、PKを与えることはできないので、後ろから追いかけていたバックが、無理に止められなかった、と言っていた。大きなチャンスであり、決められるところは決めるべきなのだろうが、どんなに素晴らしい選手でも、簡単な失敗をするのが、オリンピックのような大舞台なのかもしれない。スペインの男子チームが、ホンジュラスとの対戦で、1点リードされている中、スペインの選手の一人がボールを蹴ろうとしたが空振り、そのまま軸足に当たり、タッチラインを割って、相手のスローインとなった。全くのフリーであるのに、素人がするようなことをスペインの選手でもしてしまう。相当焦っていたのだろうが、人は精神の生き物なんだな、とも思った。(^O^) おそらく、先のダメ押しになったであろう、あわやのシーンも、当の本人が意識しているとしていないとに関わらず、こういうスペインの選手に近いものが、どこかにあったのかもしれない。

 

ともあれ、なでしこジャパンは、耐えに耐え、フランスに2-1と勝利し、決勝に駒を進めた。前代未聞であるワールドカップとオリンピックの連覇が、あと1勝と迫っている。もちろん、それを願うだけだが、試合内容としては、なでしこジャパンの後で行われたアメリカ対カナダの方が、純粋に面白かった。シーソーゲームで、点の取り合いとなり、最後は、延長後半残り30秒でアメリカが点を取り、決勝進出を決めた。同じ大陸連盟同士というのは、どこも同じなのだろう。わたしには、意地のぶつかり合いと感じ、当たりの激しい試合でもあったので、それも、面白さの一つとなったことは、間違いにない。

 

これで、なでしこジャパンの決勝相手は、アメリカになったのだが、やはり、アメリカは、バックが非常に強固であるとは思えない。特に、センターバックには、どことなく不安があるように思う。それを補うために、攻撃力があり、どうもなんだか、わたしのような者には、やられたらやり返せばいい、という発想にも思える。絨毯爆撃のような攻撃、と言ったら、純粋にサッカーとして見た方が良いとしながらも、どこかよこしまな見方をしているのだろうか?(^O^)

 

これまでの試合を見る限り、おそらく戦前の展開予想は、攻撃のアメリカ対守備の日本となるかもしれない。もしかしたら、ワールドカップ決勝の再戦であると同時に、試合展開も、同じようになるかもしれない。わたしの記憶にある限り、ワールドカップ決勝も、決して綺麗な試合ではなかった。粘って粘って、最後にPK戦で勝った試合だった。わたしの一人合点だが、おそらくカナダ戦では、アメリカはPKに、もちこまれたくなかったのかもしれない。その点では、フランスがPKを外してくれて助かった日本と同様、アメリカもラッキーだったのかもしれない。神様がそうなるように仕組んだ、と言えば、変な表現だろうか?(^O^)

 

いずれにせよ、なでしこジャパンのフランス戦は、試合内容としてはあまりほめられたものではなく、結果だけが良かった、と評価されても仕方ないだろう。けれども、ブラジル戦と同様、少ないチャンスをものにし、セットプレーでの2点は、素晴らしかったと思う。あの試合では、ああいう形でしか点が取れなかったのだろう。仮に1点だけであれば、果たして勝っていたかどうかは、わからない。男子も含め、強いチームというのは、どんなに面白いゲームでも、どんなにつまらないゲームでも、どんなにエキサイトした試合でも、決めるべきところで決め、最後は勝ちで終わっていることである。おそらくリネカーの言っていた「サッカーというスポーツは、最後はドイツが勝つ」という比喩のような表現は、こういうことなのかもしれない。

 

以前の日本代表においては、国際大会などで、こういう強いチームのあり方に、散々泣かされた来た歴史があると思う。もしかしたら、なでしこジャパンによって、ようやく日本代表も、強いチームのあり方を体現できるようになったのかもしれない。それを鑑みれば、フランス戦は、運が良かったというよりも、運も実力のうちのゲームだったかもしれない。やはり、セットプレーでの2点は大きく、なおかつ、取れる時に取っておくのが、サッカーのような点を競い合うスポーツの基本でもあるように思う。そうだからこそ、ダメ押しになる得点機を外しても、勝ち逃げができたのだろう。

 

決勝は、8月9日 19:45にキックオフである。日本時間では、8月10日 3:45になるが、たとえ現地時間であっても、8月9日にアメリカと戦うという点に、どうしても、因縁を感じてしまう。こういうことは、後から思うべきことかもしれないが、とにかく、好ゲームを期待し、できれば、女性版バルセロナとして、90分で勝ってほしい。けれども、わたしみたいなトーシロの傍観者が、ごちゃごちゃ言わなくても、”現場の人”は、よく分かっているのだろう。以下のような記事を読むと、あとは時間になったら、勝手に試合を楽しむだけでいいかも、とも思ってしまう。たぶん、それだけ、今までに味わえなかった、日本サッカーの変化が、なでしこジャパンを通し、表に現れて来ているのかもしれない。

 

おそらく、いや、絶対、キックオフ後は、安物のノートパソコンの前で、明け方近くまで、独り言を叫び続ける、わたしがいることだろう。マンションなので、騒音には、気を付けねば・・・。(^O^)

 

- なでしこ決勝へ…苦闘で目覚めた「本当の力」(日経新聞)

- なでしこ決勝へ…メダル呼んだ宮間の魔法(日経新聞)

 

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2012年8月9日(日本時間:10日)

女子サッカー 決勝 日本vsアメリカ

 

ようやく、という感じだろうか。なでしこジャパンのロンドンオリンピック決勝について、コメントをアップする。個人的になかなか作成できず、我ながら、やれやれ、とも思っている。(^O^) すでに、結果が出ていることであり、今さらわたしのような者が、ああだこうだ言っても仕方ないであろう。けれども、締めは締めとして、きちんと終わらせておく方が、個人的に気分もすっきりするものである。

 

さて、決勝が終わってから、すでに一か月以上が経っている。速いものだなあ、と感じるが、まだそれだけか、という思いもある。しかし、決勝が終わった後、全身の力が抜けたことを覚えている。やはり、昨年(2011年)のW杯優勝ということがあり、時期も時期で、W杯が終わった直後から、次はロンドンだ、と個人的に意気込んでいた。(^O^) W杯は、全試合を視聴できなかったので、その分、ロンドンで、と思っていた。BBCで放送するだろうと思い、HideIP VPNを利用しているので、全試合見ることができるだろうとも思っていた。

 

実際、一年以上の思いが実現し、全試合をBBCの専用コンテンツで視聴できたことは、うれしい限りだ。いつまで公開しているかわかないが、現時点(2012年9月20日過ぎ)でも、BBCのロンドンオリンピック専用コンテンツは、利用できるようだ。しかし、決勝も、準決勝のフランス戦と同様、バッファに見舞われ、リスタートを繰り返していた。そんなことが良くなかったのだろうか? 残念ながら、銀メダルに終わり、史上初のW杯とオリンピックの連覇とはならなかった。おそらく多くの人が、それを期待し、テレビの前で応援していたことだろう。

 

そうは言っても、決勝戦は、このためにこれまで来た、という試合内容だったと思う。W杯で優勝し、大きなプレッシャーを背負い、紆余曲折を経ながらも、ロンドンオリンピックを迎え、そうして、予選リーグでも、南アフリカ戦の引き分け狙いが物議を醸し、最低でも、決勝まで進まなければ、バッシングの嵐だったかもしれない。けれども、色んな問題をかき消すかのような試合内容だったと思う。わたしの見る限り、なでしこジャパンのロンドンオリンピックの試合で、最高の内容が、この決勝戦だったようにも思う。彼女たちの思いが、プレイの一つ一つに現れていたようで、見ているだけのわたしも、十分堪能できた。

 

しかし、やはり、欲を言えば切りがなく、おそらく悔しい思いは、傍観者としてのわたしよりも、実際に戦っていた選手たちの方が、当然強いだろう。結局、この試合は、「伏兵」にしてやられた、と思う。アメリカは2得点したが、どちらも、背番号10の選手が決め、サッカーでは、エース番号である。「伏兵」というのもおかしな表現かもしれないが、おそらく2枚目、ないしは、3枚目の攻撃というところだろう。1点目は、後ろから走り込まれ、選手のインタビューによれば、完全にわからなかったようだ。2点目は、あれよあれよという間に、個人技で入れられてしまった感じである。わたしが思うに、2点目は、相手が巧みで、仕方のない得点だった。仮に防げたのであれば、1点目だったように思う。結果論になるかもしれないが、今回のなでしこジャパンは、立ち上がりが良くない傾向があったようで、1点目も、試合開始10分以内の得点だった。たぶんこのチームは、スロースターターだったのだろう。そこを突かれた感じだった。

 

また、わたしが聞き取ったところでは、BBCの解説者も試合内容については、満足していたようだ。しかし、大会を通じ、アメリカの方が好調で、逆に、なでしこジャパンが、ポゼッションサッカーができるのに、それを目に見えた形で、あまり表現しなかったことが残念だ、と言っていた。Faye Whiteという元イングランド女子代表選手の言葉で、おそらく出産が近いので、元というよりは、一時休養選手なのだろう。これは、確かにそうだなあ、とわたしも思った。彼女は、W杯の予選リーグでなでしこジャパンと対戦し、良く理解していたのだろう。W杯決勝の時、BBCの解説者の中で、唯一、なでしこジャパンが勝つと明言し、「You don’t know them.」とアメリカ優勝を予想していた他の解説者を諭すようだった。これは、穿った見方だが、彼女は、イングランド代表で、なでしこみたいなサッカーをしたいんだろうな、とW杯決勝後に思った。ロンドンオリンピックの決勝戦後の発言を聞いても、その思いに変わりはなかった。(^O^)

 

- Faye White twitter

 

とにかく、なでしこジャパンが得意にしているポゼッションサッカー、あるいは、パスサッカーがあまり見られなかったのは、残念な面がある。おそらく半現役選手である人が指摘しているということは、選手たちの間では、日本の女子サッカーが、すでに世界レベルであることを、認めているのだろう。見ているこちらも、もっともっとサッカーに対する目を養う必要があるかな、とわたし自身に対して思った。そう言えば、ネットのコメントの中では、放送に対する批判も見受けられた。こんなサイトを公開していることでお分かりかと思うが、現在は、一切地上波を見ていない。そのため、コメントからの推測でしかないが、日本でのオリンピック放送は、日本独自で撮影している映像も、時折取り入れながら、放送していたのだろう。これはどこの国でもしているようで、日本だけが特別ではないようだ。しかし、動画サイトなどで少し見たが、確かに余計な映像が多いかもしれない。

 

わたしがBBCの専用コンテンツで見た限り、サッカーについてはFIFAが関係しているので、基本的に上からの映像で、なでしこの選手だけの無駄なアップなどはなかった。もちろん、特筆すべきプレイなどをした場合は、別だった。サッカーの場合、チームスポーツで、しかも、多数の選手が連動するので、上からの映像であることが、最適であるように思う。こういう点は、さすがにFIFAだな、とも思った。(^O^) FIFAの場合、主催大会については、全試合をホームページでライブ放送する。実は、ヤングなでしこの試合も、FIFAのホームページで視聴した。ヨーロッパのサーバに接続している必要があるが、女子のU-20W杯では、UKサーバも対象になっていたので、ラッキーだった。このことについては、別ページでアップする予定だが、女子のU-17W杯でも、リトルなでしこの試合をFIFAのホームページで、視聴するつもりだ。(^O^)

 

- FIFA.com Tournaments

 

以上のように、楽しみにしていたなでしこジャパンのロンドンオリンピックの試合が終わり、決勝戦後は、オリンピックも終わってしまったと感じた。(^O^) 形はどうあれ、一年越しの片思いがようやく実現しながらも、あっという間に過ぎ去った、ひと時の真夏の恋のようで、若いうちに浮いた話とは縁のなかったわたしには、オヤジになってから、こんな形で訪れたのだろう。ロンドンオリンピック自体が終了してから、一か月少々が経過しているが、なでしこジャパンの決勝戦後については、あまり記憶がない。知っていることと言えば、ボクシングの金メダル程度だ。(^O^) それだけ、傍観者でありながらも、勝手な思いを投げ掛けていたのだろう。

 

そうであっても、わたしにとっては、W杯の決勝以外を視聴できなかった分、ロンドンオリンピックでは、全試合を見ることができた。しかも、ネット上での動きだが、試合結果によって、いろいろな意見が出て来たことを、オンタイムで知ることができたのは、大きな思い出となったようだ。おそらく、いや、これからも、なでしこジャパンを応援し続け、やはり、どうしても、2011年でのW杯優勝を重ね合わせながら、ひっそりと声援していくと、我ながら思っている。とは言いながら、こんなサイトで、こんなことを言っているが・・・。(^O^)

 

サッカーが強くなるには、国内リーグの向上が必要、とも言われている。わたしは、出不精なので、会場に駆けつけるかわからないが、少なくとも、こういう場があれば、女子サッカーのことについて、今後も、言及していくつもりだ。記憶の中だが、昨年(2011年)なでしこジャパンがW杯で優勝した時、BBC World Serviceで女子サッカーのことが話題となっていた。おそらくWorld Footballという番組だが、男子と同じ大きさのフィールドで戦うことに、問題はないか、という問いかけだった。それはいつまでも課題でしょう、と女子サッカーの関係者が述べていたと思う。しかし、視点を換えれば、むしろ、男子と同じ大きさのフィールドだから、面白いのかもしれない。

 

たとえば陸上の100メートルでも、人類の限界はどこまでか、ということが論じられている。仮に1秒であったり、0コンマの時代になれば、見ている人は何も分からなくなるかもしれない。これは非常に極端だが、そうであれば、観客が楽しむこともできないだろう。このため、仮に記録が伸び過ぎるのであれば、シューズを重くするなどの処置をすることで、再び限界に挑戦する楽しみも出て来るのかもしれない。実際、やり投げかハンマー投げでは、投擲物を重くする処置をし、現在まで続いていると記憶している。女子サッカーも、これに似たようなことが当てはまるだろう。仮に男子よりもフィールドを狭くすれば、今よりも展開がスピーディーになるかもしれない。しかし、それでサッカーというスポーツが楽しいかと言えば、それは分からない。もしそうするのであれば、サッカーと同じようでありながら、別な競技のようでもあり、フットサルやビーチサッカーと同じであると思う。けれどもフィールドを小さくしたサッカーであれば、練習でおこなうミニゲームのようで、フットサルやビーチサッカーとも、少々異なっているようにも思う。やはり、サッカーという競技であれば、縦105メートルで横68メールのフィールド(国際大会仕様)でプレイするスポーツが、最適であると思う。

 

いずれにせよ、これからもなでしこジャパンを応援し続け、機会があれば、何かしらの感想を述べるかもしれない。FIFAの大会であれば、2015年のW杯、2016年のリオオリンピックが当面の楽しみである。今度こそ、W杯とオリンピックの同時優勝を期待したいところだが、皆さんは、いかがお思いになっただろうか?

 

長くなった。このページは、これで終了である。ここまでお読みいただけたら、大変うれしい限りであり、今後とも、更新ページへお越しいただけるようなら、こちらも喜ばしい限りだ。

 

- Olympics football: USA beat Japan(BBC homepage)

- Olympic women’s football: Team of the tournament(BBC Sport Olympics)

- なでしこ、示した進化…未来へ夢つなぐ銀 (日経新聞)

 

 



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