カッパと柳田国男と東北

カッパと言えば、民俗学を思い浮かべる。数十年前の学生時代、一時期民俗学に夢中になり、祖父に頼み、伝説などを手紙に書いて送ってもらったことがある。もちろん、民俗学の講義も聴き、山と海の共通性を知り、平野育ちのわたしには、新鮮な気持ちだった。そんなこともあり、以下のニュースが気になった。

 

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神社への散歩

時折、犬と散歩に出かけると、近所の神社を訪れる。田島氷川神社と言い、中浦和駅の近くだ。犬の散歩は、概ね22時過ぎで、人があまりいない時間帯を選んでいる。そうであっても、神社へ行く時は、人がさらにいない土日のどちらかにしている。地元の神社なので、本殿と言っても、小さなものだ。毎年春になると、田島ノ獅子舞が行われ、埼玉では、有名な伝統行事のようだ。もっとも、わたし自身、田島氷川神社には、小さい頃にも行ったことがあるが、田島ノ獅子舞を一度も見たことはない。小学6年の時、同じ旧浦和市内から越して来たとはいえ、やはり、埼玉県民らしく、いや、南埼玉県民らしく、地元意識が薄いだろう。(^o^)

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我思うゆえに我日本なり

今日は、犬の散歩が出来た。台風一過、さわやかな秋晴れの下、と言いたいが、仕事柄、夜間にしか散歩をしない。もっとも、自由業に属するので、いつでも散歩に行けるが、日中は、自宅でパソコンとにらめっこをしている、在宅労働者である。おそらく世間では通用せず、一体何をしているのか、と思われても仕方ない。まかり間違えば、引き籠もりと思われ、現に身内の中には、ほとんどそう思っている者もいる。しかし、人がどう思おうと、正直、勝手である。オレには、オレの意思がある。そう自分では、思っている。

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生きている、生かされている

現在わたしは、在宅仕事をしている。かっこつければ、SOHOとなるが、まあ、やはり、在宅仕事である。収入面から言えば、とてもじゃないが、人に言えるほどではない。もっと頑張ればいいのだろうが、いやはや、商才のない輩には、もともとお金も巡って来ないのかもしれない。(^o^)

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69回目の8/15

日付としては昨日になるが、69回目の8/15を迎えた。言わずと知れた終戦記念日である。もちろん、わたしは、戦後育ちであり、日本経済が高度成長を完成させた時期に生を受けている。当然、リアルタイムでの終戦を知ることはない。けれども、今から約30年前、わたしの友人が溺死した。日本海で海水浴中である。 その日が8/15である。毎年墓参りをしていたが、種々の理由から、近年は行けなくなった。昨日がどのような状態になっていたのか、皆目わからない。しがない在宅仕事を選んでしまい、亡くなった友人にもまた、迷惑を掛けている。時間と暇ができれば、是非また墓参したい、と常に思っている。

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