ただのもの

祇園精舎の鐘の声 わたしに掛かる重たい声

諸行無常の響きあり わたしに感じる因果の響き

沙羅双樹の花の色 わたしに見える無地の色

盛者必衰の理をあらわす わたしに語る世の習わし

 

生まれて老いて散ってゆく 自然の道程 自然の導き

一つの命の一部始終 一つの命の始めと終わり

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今年の梅雨

関東が梅雨入りしてから 約2週間が経つ

いつもなら ジメジメとムシムシを感じ

ジト~ッとした汗が出てくる

 

ところが今年は ジメジメとムシムシが 弱い感じがする

梅雨寒とも言える天候が続き 昼と夜の体感が激しい

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夢想

知らぬ間に手足も効かず 身一つ

顔を見られれば 施しの眼差しを受け

そそくさと隠れるように 立ち去る

 

部屋を見渡せば ガランとし

あるのは 食器棚とパソコンとテーブルのみ

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