投資におけるリスク 最大のものとは?

世の中にはたくさんのリスクがあります。もっとも生活そのものがリスクともいえ、格好つけた言い方をすれば、生きることそのものがリスクでもあるでしょう。

 

そうだからこそ、何かをしようと思えばリスクがあるのが「常識」ともいえ、投資をするのであれば、全くリスクがないとは言えません。では、どういうリスクが考えられるでしょうか? 

 

野村證券 証券用語解説集から筆者が重要であると感じたものをピックアップし、解説していきます。

 

 

1)流動性リスク

投資市場で取引が少なくなることのリスクです。FXであればマイナー通貨で起きやすく、ドル円とランド円であれば当然ドル円の方が取引量が多く、約定もしやすいです。株式であれば、業績の良くない企業で発生しやすいと言えるでしょう。

 

2)為替リスク

突然の為替変動によるリスクです。FXで例を挙げれば、つい5分前まで1ドル=110円近辺でもみ合っていたのが、財務官僚の発言で急激に円高が進み、30分で109円50銭まで下がってしまった等です。最近ではトランプのツイッター発言で市場が動いたこともあります。

 

3)価格変動リスク

「野村證券 証券用語解説集」では市場リスクとなっています。市場動向に影響されることで、「野村證券 証券用語解説集」では株式市場が取り挙げられています。一企業の業績が良くても市場全体が下がり気味であれば、当該企業の株価も下がってしまうということでしょう。

個人的には株式市場ばかりでなく、外国為替や国債市場等にも当てはまり、投資市場全体に当てはまることでもある、と考えています。しかし市場経済であれば、もしかすると「常識」の1つであるのかもしれません。

 

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以上のほか、カントリーリスクや地政学的リスクのような政治や軍事的要素によるリスク、あるいはインフレリスクのような物価に影響されるリスクもあります。

 

なお「野村證券 証券用語解説集」では信用リスクも説明され、元本の返済等が滞り、デフォルトリスクとも呼ばれ、主に債券投資で使われると書かれています。しかし信用という言葉を広く取れば、株式上場企業や証券会社等にも当てはまるでしょう。

 

つまり、信頼性が欠けてしまった企業等に対するリスクであり、株式上場企業であれば不祥事等が典型的で、証券会社であれば個人情報の漏洩や取引ツールの停止等が考えられます。

 

もっとも近年の取引ツールはネット上で利用できるのが一般的であり、ITリスクとも呼べるかもしれません。これは取引所にも当てはまり、取引用のコンピュータが止まってしまえば、注文も決済もできず時に損失が膨らんでしまうこともあるでしょう。

 



 

以上独自の観点も踏まえながら投資リスクについて解説してきました。

 

色んなリスクを考えることができ、投資を実践したいと思っても躊躇してしまうこともあるかもしれません。確かに慎重になることは、投資において大事でしょう。

 

またリスクを回避するため、様々な情報媒体をチェックすることでしょう。かつてであれば、新聞やテレビあるいはラジオが大きな情報源でしたが、今ではインターネットが浸透し、スマホも普及しているため、ネットでのチェックが主流かもしれません。

 

けれども筆者の勝手な見方ですが、最大のリスクは自分自身であるように思います。先でお話しましたが、いざ投資を始めようと思っても、リスクがあるので躊躇してしまうのは、一体誰でしょうか?

 

また現在の為替相場であれば、かなり儲かると思い、FXのドル円で大量の円買いを決めたとします。その場合も円買いするのは、一体誰でしょうか? 

 

さらに、ある株式を買い、かなり人気が集まってきたとしています。もうすぐ天井かもと思いながら、あと少しだけ儲けたいと売りをしないでいたら、そのうち急激に下がったとした場合、まだ売らないと決めたのは、一体誰でしょうか?

 

 

答えはすでにお分かりでしょう。上記のことはまさに自分自身の問題です。おそらく個人投資家の中でも、情報をあまりチェックしない人もいるかもしれません。なぜなら情報に振り回され、適切なタイミングを逃すと考えているからです。

 

投資においては種々のスタンスがあるでしょうが、結局は自分自身の問題に至るとも言えます。個人投資家であれば、まさにそうであると筆者は考えています。

 

繰り返しますが、投資には色んなリスクが考えられますが、最大のリスクは自分自身であると思います。皆さんは、どのようにお考えになるでしょうか?