ちょいと戯れで

新年

新しい年になった どこからでも聞こえる

明けまして おめでとうございます

 

わたしも 当然発する

明けまして おめでとうございます

 

どこからともなく覚え どこからともなく使っている

いつしか自然と口に出て いつしか当たり前になって

 

知らない間に 言葉にしている

明けまして おめでとうございます

 

ふと 思う

明けまして おめでとうございますも

酒や煙草や博打に似ている ついでに女も

 

ちょっとしたことで 手を出して

いいかもが いいになり そのうち止められず

なくてはならないものになる

 

良くないなあ と思いながら

ついつい手を出し 痛い目を見る

 

痛がっているのも束の間 再び手を出し

痛い目を見て またも反省する

 

それでも止められず 結局一生 抜けられなくなる

時に悪習となるが 案外慣習とは こういうものかもしれない

 

新しい年になった どこからでも聞こえる

明けまして おめでとうございます

 

わたしも 当然発する

明けまして おめでとうございます

 

今年の目標

決して立てないのが 愚かなわたしの習わしである

 

(^。^)(^。^)(^。^)

 

 2018年の大晦日
鬼が笑う 

 

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