ただのもの

祇園精舎の鐘の声 わたしに掛かる重たい声

諸行無常の響きあり わたしに感じる因果の響き

沙羅双樹の花の色 わたしに見える無地の色

盛者必衰の理をあらわす わたしに語る世の習わし

 

生まれて老いて散ってゆく 自然の道程 自然の導き

一つの命の一部始終 一つの命の始めと終わり

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