文学崩れ

わたしは疲れました とてもとても疲れました

天気もあります 夏が好きでも 毎日毎日猛暑日であると

気が滅入ってきます 夕方以降 少しは気分が晴れます

それでも 毎日毎日続けば 冷たい風が恋しくなります

 

けれども 暑さだけではないんです

 

すべてがすべて どうもなんだか 自分から乖離しているようで

心が燃え上がらず どことなく 虚しく感じるのです

 

太宰治の小説にありました トカトントン まさにこの響きです

 

パソコンを起ち上げても トカトントン 扇風機を掛けても トカトントン

食事をしても トカトントン 相場を見ても トカトントン

 

トカトントン トカトントン トカトントン トカトントン

 

まったく太宰という人は エライものを創作したと

いい年をしながらも 思っています

 

すでに太宰の生きた年齢を過ぎました 

文学崩れのわたしは 勝手に節目を決めていました

 

芥川龍之介 宮沢賢治 太宰治

 

もうとっくに彼らより長生きし だからこそ 彼らではなく

彼らほどの才もないと実感し 今では相場の観察者

 

人生の道を間違えたのか? 時折自分に問いかけています

 

わたしは疲れました とてもとても疲れました

天気もあります 夏が好きでも 毎日毎日猛暑日であると

気が滅入ってきます 夕方以降 少しは気分が晴れます

それでも 毎日毎日続けば 冷たい風が恋しくなります

 

秋が訪れたら 一体どうなるのか? 全てはその時に分かる 

未来を考えられても 結果は後からついてきます

 

所詮世の中 そんなもんなんでしょう

 

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