子供の声

隣から子供の声が聞こえる 戯れている

幼稚園前であると 耳にしている

 

首都圏とはいえ 荒川河川敷の近くで 年寄りが多い

夏休みの時期だが 子供の姿をあまり見かけない

 

正直 疎ましく思うこともあるが 心が和むこともある

良い人になるつもりはないが 子供は未来を担う

 

元気な子供が多くなることは それだけ将来を明るく感じられる

何かと狭苦しく感じる現代 何かと喧しく感じる現代

 

隣とはいえ この程度なら許容すべき そう思っている

されど アパートやマンションのような 集合住宅であったら・・

 

人や造りによっては 地獄に感じるかもしれない

何かと狭苦しい 何かと喧しい なんて言ってられないかもしれない

 

利のありそうな所に 人は集まる

一旦人が集まると あれよあれよと 人が人を呼ぶ

 

同時に 人が去る場所は どんどん去って行き 

残るのは 年季の入った人ばかり

 

首都圏内でも 顕著な地域が出てくる いや すでに出ている

それが今の住まいの辺りであり 実家のある地域だ

 

わたしのようなガサツな者でも 一度は家庭を築いた

自分なりの考えを持ち 理想を求め その時はその時で懸命だった

 

結局壊れて いや 壊してしまったが ふと 思い出すこともある

あの子はどうしているか? もういい年だろうに

 

同年代の男女を見ても ついつい思い出してしまう

こんなわたしでも 親のような心が持てるのかもしれない

 

隣から子供の声が聞こえる 戯れている

幼稚園前であると 耳にしている

 

隣から子供の声が聞こえる 戯れている

幼稚園前であると 耳にしている

 

やるべき時にやる 立ち上がるべき時は立ち上がる

それでも 委ねる心と引き受ける心は いつまでも失いたくない

 

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 カユイ