光の子供がやって来て
わたしを照らす わたしを起こす
朝の香の匂い花
夏が去り 晩秋入り 松飾り
月日は速い 時間も速い
めくるめくカレンダー 思いを馳せる
わたしもまた一つ 年を取る
光の裸足が訪れて
わたしを促し わたしを揺さぶる
発芽の香る匂い花
紅葉も 桜と同じく 散る一途
月日が駆ける 時間も駆ける
流れに舵取る船長に 思いが重なる
わたしはいつまで いられるか
光の子供がやって来て
光の裸足が訪れて
わたしを照らす わたしを起こす
わたしを促し わたしを揺さぶる
晴天に 願いを掛ける 馬たちも
あなたを想ひながら 本日出掛けます
海を感じられる あの場所へ