わたしの中の炎は まだ消えない

ロウソクの灯火から 線香花火へと到り

あとは終焉を待つ そんな想ひだった

 

余生をどう過ごす? 老年になることを願った

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カンカンカン

カンカンカンと 鐘が鳴る

オイラの頭で 鐘が鳴る

 

(時間だよう~ 早くしよう~)

 

柔らかな 全てを飲み込む 彼女の声

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ちっぽけな形

めまぐるしい流れは ちっとも変わってない

ジェットコースターのように 激しく昇降し

海も山も川も地も 全てわたしの目に映える

 

(どうだ? 気持ちいいか? 心地良いか?)

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未明

本8日未明 

日付が変わった時に ふと浮かんできた

 

わたしが生まれる前 母が小学校に上がったばかり

それでも 後付の知識であっても 忘れられない

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週の終わり

劇的な週の終わりに わたしは優しげな声を聞いた

透き通るような 優しく微笑むような そんな声である

 

心地悪い言葉より 心地良い言葉に浸りたい

怨むより慈しむ心で 常にいたい

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