今年最後のモノレール

今年最後のモノレール 様々なことが駆け巡る

胸を弾ませて来た時は 夕日が射していた

 

東京湾の一角が きらきら輝き 弾む心を映している様

久しぶり そう思いながら ホームに降り立ち

独特の匂いに どこかしら懐かしさを覚えた

 

ああいう匂いは 子供の頃にあった

武蔵野線の高架線路の側には 菜の花畑が広がり

まだまだ溜め池も 方々にあった

 

幼友達が落ちてしまい 必死になって引き上げた

いつしか菜の花が消え 溜め池も消え

マンションと公園が乱立し 風景が一変した

 

ここも変わるのか そう思いながらも

ウキウキ感が出てきた ワクワク感が芽生えた

知らぬ間にホームタウン わたしもわがままだ

 

今年最後のモノレール 様々なことが駆け巡る

胸を弾ませて来た時は 夕日が射していた

 

今では指定席を予約し 高見の見物をする

昨年は凍えるような寒さが 身にしみた

 

もう二度とあんな目には リベンジ

下らないことを思いながら ホームに降り立った

 

一年はあっという間 毎年思い 何度も思う

一年はあっという間 毎年使い 何度も使う

 

心の中も いつしか知らぬ間に 変わってはいるようだ

 

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休憩