茶箱

お前がいる 縁側の茶箱

行きも帰りも こちらを見ては

寝返り打って 甘えを請う

 

顎を撫でては 瞼を閉じる

頭を撫でては 眼を閉じる

 

気温が上がれば 確実だ

気温が下がれば 時々だ

 

待っている 健気さを感じる

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