何が起きるか分からない 何が始まるか分からない
テディーベアを見る度 連想する
綾ちゃんの頬 綾ちゃんのつぶらな瞳
ひょんなことで知り合った ティーンエイジャーの終わり
わたしも彼女も浪人生 ひと時の気休め楽しんだ
しばし面白かったが だんだん重たくなってきて
神社の前で 別の道
日記・創作・私見等の集い
何が起きるか分からない 何が始まるか分からない
テディーベアを見る度 連想する
綾ちゃんの頬 綾ちゃんのつぶらな瞳
ひょんなことで知り合った ティーンエイジャーの終わり
わたしも彼女も浪人生 ひと時の気休め楽しんだ
しばし面白かったが だんだん重たくなってきて
神社の前で 別の道
夕暮れ時の川堤 少し冷たくなった風
涼子と隆二が 膨れたビニール袋を手にし
ゆっくりゆっくり 歩いている
(オレね きっとね 歌手になるよ)
(へえ じゃあ もっと頑張らないとね)
(うん 今度さ のど自慢に出てさ 絶対優勝だ!)
光が射してくる 窓の外から そっと
暖かな感じがあり 早秋の香がする
スヤスヤ寝ていたいが それもままならぬ
起きなければならぬ そう思いながら
蒲団を出る 嫌だと感じながらも 立ち上がる
暇を見ては寝ている うちのワンコ
クルッと丸まり スヤスヤすることもあれば
ワニのような姿勢で フウフウしていることもある
彼女には彼女の感じる時間がある
目にする度 こんなことを想ふ