キミが再びあの場所へ

ボクは驚いた キミが再びあの場所へ行くなんて

ボクはビックリした キミが再びあそこへ行くなんて

 

ボクにとっては いろいろな思い出がある

良いことも 嫌なことも 楽しんだことも 苦しんだことも

 

それでもボクは また行きたい

全てを飲み込むような あの場所のあの一角へ

 

座っているだけで 時を超え 物を超え 

どこへでも行けるような あの空間で

ボクは ゆっくり過ごしたい

 

目の前を駆ける姿 追いかける姿

空へ舞う砂の波 轟く人々の声

 

ボクはやっぱり落ち着ける あの一角が

 

ボクは驚いた キミが再びあの場所へ行くなんて

ボクはビックリした キミが再びあそこへ行くなんて

 

キミは覚えているだろうか? ボクが待っていたことを

キミは忘れていないだろうか? ボクが佇んでいたことを

 

同じ目に遭うことは決してイヤ だから行くなんてもうしない

ボクはそう思っていると 思っていた

 

もう二度と ああいうことはしないだろう

あの時でしか できなかったことだろう

けれどまた キミの存在が大きくなってきた

 

今はこのまましばらく そんなことも思っている

 

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魔物