永遠の宝物

ふっと現わる 眼の前に 金色の輝きがある

全てが良しとは言わぬ 全てが素晴らしきとも言わぬ

それでも わたしにとっては 永遠の宝物

 

独立独歩を 厭わず 怖がらず

己の道を 歩み進むことを 譲らず

いるとあるとを 身体から無意識のうちから体現す

 

何かが違う わたしの驚き

何かが異なる わたしの疑問

 

自ら由の世の中で 自ら由を活かせない

自ら由の制限が 自ら由を活かしてる

 

反り返る坂道は 今まさに この時代

前世紀末から続く 信奉者の盾と矛

 

独立気概の精神は すでに過ぎ去りしことなのか?

独立気概の精神は すでにシーラカンスとなったのか?

 

ふっと現わる 眼の前に 金色の輝きがある

全てが良しとは言わぬ 全てが素晴らしきとも言わぬ

それでも わたしにとっては 永遠の宝物

 

せめて心だけ せめて個人の中でだけ わたしは受け継いでいたい 

 

つまらない人生の中で 明治人と生きられたことが

せめてもの救いかもしれない

 

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